文系の母親がよく間違える「がんばればなんとかなる」幻想

最近、「中学受験は親が9割」の著者である西村先生のご本をよく読んでいます。

西村先生のバックグラウンドとご専門は、おそらく理数系ですので、東大数学科ご出身の高濱先生とは語り口こそ違いますが、

結局のところ同じことを言ってらっしゃるなぁ・・

と感じることが多い内容です。西村先生の方が、多くの中学受験性と日々接していらっしゃる分、

受験勉強に直結した内容が多く、小学生ママのわたくしの胸に深く響きます。

最近読みかえしたのは「頭のいい子の育て方」。

本屋さんで平積みになってますので、もうお読みになった方が多いかもしれませんが、わたくしが着目したのは、「文系の親がよく間違える『がんばればなんとかなる』盲信」というチャプターです。

以下、引用します。

・母親のなかには、自分の成功体験を子どもに押し付ける人がいます。

その成功体験とは、

「おかあさんは大学入試の時に、とにかく暗記をがんばった。(中略)」

 これは特に文系の人に多い傾向です。(中略)

 そういう母親は、

「勉強=がんばって覚えること」

だと思いがちです。

だから、

「繰り返しやりなさい」

「わからなかったら、何度も何度も解きなさい」

 と、子どもに自分がかつて受験で経験した(そして成功した)やり方を押し付けようとします。

 じつは、そういう勉強法でも小学4年生頃までは成績が上がります。

ただ、それがいつまで続くかは、子供自身の記憶の容量によって違いがあります。(中略)



 そんな暗記を中心に勉強した子どもが、受験を経て、中学校へ入学したとします。

 中学生になると「本質を理解したいと思う意欲」が必要になるにもかかわらず、そういった学習法を知らない子どもは、相変わらず片っ端から覚えていこうとするのです。

 しかしその勉強法は、高校になると、かならず限界を迎えます。

 そういう子どもはもう暗記では対応できない理数系を捨てて、受験できるところを探すしかありません。

私立大学の文系には、そういった学生があふれています。(以下略)

引用終了。


遠回りのようですが、

兄弟と一つのモノを分け合ったり、取り合ったりすること(→量的概念。分数の概念を理解するベースとなるもの)、

外遊びやブロックで遊ぶこと(→空間認知能力やイメージ力のベースとなるもの)、

オセロやトランプ、囲碁・将棋で遊ぶこと(→数的推理、試行錯誤)

という基礎的な生活体験が、後々の算数の理解に役立つと思います。

花まる学習会の高濱先生は、核家族の一人っ子の場合、普段兄弟とモノを分け合ったりする経験がないので、親が意識して、一つのものを家族で分け合ったり取り分ける経験をさせることが大切だと説かれています。



仮に、そうした生活体験が不十分なままで、小学校4年生以降に受験勉強を本格化させ、こつこつと解法パターンの暗記をしていっても、5年生以降に伸びなやむか、低空飛行を続けていくか、いずれにせよ算数を得意科目として維持していくのはなかなか難しいのではないかと思ってます。

西村先生のご著書は、手厳しいことがはっきり書かれていますが、年中~低学年のママには非常にお勧めの一冊です♪

※ ただ一つだけ・・「文系」とひとくくりにされるのは、数学が得点源だった国立文系出身の私には、若干の抵抗感があります(苦笑)




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